オセロ

オセロのマニアックな話を書きます

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名人戦その1 

若干遅くなりましたが、名人戦の参戦記を書きます。

1回戦 N1級 白
序盤から優勢で向かえた以下の局面

150423-1.png
白番

普通にG2からウイング攻めすれば必勝です。
実戦もその予定だったのですが、G2C8E8F8C7B8となるとG7で右辺を捨てざるをえないのがもったいない気がしたので、予定変更でG8に着手。これが大悪手でした。
そう、次にC8と打たれるとG2の手を消されてしまいます。

が、それでもまだやや白勝ちだろうと思っていたのですが・・・

150423-2.png
黒番

ここでA7!が絶妙。
以下A3F8E8B7と的確に攻められます。とても級位者とは思えません。
以降は一本道で4石負けの形勢で、「わざわざ大阪まで来て一回戦敗退するのか・・・」とか思いながら打っていたのですが、奇跡的に逆転勝ちできました。らっきー


2回戦 A三段 黒

この試合も序盤から優勢だったのですが、決め損なって以下の局面

150423-3.png
黒番

実はこれ普通にA8からやすっていけば簡明に黒勝ちなのですが、7行もG列も取れないで偶数にはまるようではヤバイ気がしたので保留。綺麗に勝てる筋はないか探しました。
そして打ったのがB2。
狙いは、B2H7A2D1A4A1B1パスH2以下略という逆偶数。
これで華麗に決まった!!!と思っていたのですが、上記手順D1まで進んで・・・

150423-4.png
黒番

あれ・・・・A4A1B1ってやったらH2打てなくなるやん・・・
しかし時既に遅し、キャッチボール素手に痛し。
ここは最善手はA7なのですが、以下一本道で4石負けとなってしまいます。
そこで半ば諦めながら、「H2って打ってH1って受けてくれたら勝てるんだけどなー」って思いながらH2に打ってみたら本当にそうなりました。

というわけでまぐれで2連勝。やはりこれは日頃の行いの成果と言えるでしょう 続く

















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[ 2015/04/23 00:50 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

中盤手筋 

今回は珍しく(?)初級者向けの記事です。

下図はネット対局で現れた局面

150405-1.png
黒番

既に黒やや有利で、様々な手が考えられるところですが、今回紹介する手筋はC2

150405-3.png

通常であれば、このような手を打つと白にA6と取られてさらにA2の余裕手を残され左辺で二手損となってしまうため悪手となります。しかし今回のケースでは、白がA6と取った場合、黒から右辺にH6H7の2手が生じるのがあまりにも大きいので白はA6と取ることができません。したがって黒は図のようにC2と打ち、次の手でA2と取ることができます。初めの局面から直接A2と取るのと比べて、C2,A2の2手に分けて打てているのが非常に大きな得です。

実はこの手筋、僕は昔の全日本の決勝で見たことで覚えました。

2004年全日本選手権決勝
黒 坂口九段 白 為則九段


150405-2.png
白番

黒がC7と打ったところ。ここはC4が自然、もしかしたらH7と取る手もあるかなと思ってみていました。しかしここで白はなんとF7!

150405-4.png

これは通常ならばH2と取られた後にH7の余裕手まで残されて悪手なのですが、このケースでは黒からH2と取るのはD6まで返してしまい相当打ちづらい手です。結局実戦は黒は右辺を取るのを諦め、上図からD7H7E7と進行しました。この手順、白はF7、H7と2手に分けて打ったことにより直接H7と取るよりは明らかに得しています。
当時初段だった僕はこの手筋に大変感銘を受け、以降しばらく成立するしないに関わらずこのような手を連発していました。このブログの読者の方も是非お試しあれ。そしてあわよくば僕相手のときに失敗してくれれば幸いです^^










[ 2015/04/05 14:49 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

前回の解答 

前回の問題の解答を書きます。
なお、大半の問題は出しっぱなしで解答は書かないので気になる方は各自お調べください。
(コメントがあれば正解・不正解の判定くらいはしますが。)

問題図
0315rinkai6-2.png
白番



コメントはH3が二人、H5,G7,F1が一人ずつと見事にばらけましたね。ちなみに某七段からは某所でC1の回答を頂きました。多様な手が考えられて面白い局面ですね。

では早速解答を載せます。

kaitou20150403.png

というわけで正解はG7でした!名前なしさん正解おめでとうございます!

これだけでは不親切なので一応多少解説を。
まず初手G7では一目黒H7→H8の連打が心配になってしまうところなのですが、H7に対してはH4でホワイトライン通しが決まるのでその心配はいりません。
それがないからと言って足りるかは微妙なのですが、なんか足りるらしいです。
おそらく黒からG8で味よくブラックラインを切る手を防いでいるのが大きいんじゃないかという気がします。
(初手F1やH5に対する黒の最善手はG8)
ちなみに実戦はH5と打ちましたが、次にG8と来なかったのでなんとか勝てました。

ところで、先ほど某七段がC1と回答したと書きましたが、その手順はC1F1H5H4H3G3H2というもの。
言われてみれば確かにこれで簡明に勝っているようにも見えます。
というか僕は解析するまでこう打たれたら黒がどうやって勝つのかわかりませんでした。
上記手順で進むと下図の局面になります。

0315rinkai6-3.png
黒番

この局面を見れば気がつくでしょうか・・・?
(解答は下のほう)




























そう、ここは黒B7!が正解です。以下A8ならばH1→G1の連打、H7ならG1で黒圧勝です。
Cラインとブラックラインの通しを両方使われて白としてはなんとも不運な形です。
ですが、元々の局面からしてA7-G1のCラインは通っていたわけで、そのあたりはやはり意識して読まないといけないところでしょう。僕は全然気づかなかったけど。












[ 2015/04/03 17:15 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

りんかい4~6回戦 

4回戦 H三段 黒
この試合は序盤研究がハマリ完勝でした。

5回戦 S九段 黒
この試合は序盤を間違えて以下ノーチャンスでした。

6回戦 I五段 白
相手の変化に対してある程度最善でついていったものの、相手の研究も深く難解な中盤戦へ突入しました。

0315rinkai6-1.png
白番

ここはG2が目に付くところです。G2に対して、黒はラインが切りづらく、また仮に黒にH1を取られてもウイング攻めのような形になっているので白の損害はそう大きくありません。実戦はこれでやや白よしと見てG2に打ちました。

しかし、それに対する黒F2が見落としていた好手。

【問題】白番、次の一手は?

0315rinkai6-2.png

この局面は白にうまい返しがなく、負けたかと思いましたが、実際には僅かに白が勝つ手が一つだけあります。さすがにこれを読みきるのは人間には無理だと思うので直感で一手だけお答えください。
ちなみに実戦はここで逆転の悪手を打ちましたが、なんとか逆転勝ち出来ました。

というわけで大会結果は5勝1敗で2位でした。
やはり課題は序盤ですね。




[ 2015/04/01 17:28 ] 未分類 | TB(0) | CM(5)
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Author:りばー
エイトスターズオセロ現世界チャンピオン

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