オセロ

オセロのマニアックな話を書きます

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名人戦その6 

ようやく決勝です。

決勝 じゃんぷ九段 黒

またしてもロジステロ流コンポスからの進行

150622-1.png

白番

ここでC5の定石は、旧Yahooオセロ時代に僕やkakao_masterさんが散々打ちまくっていた定石であるので割とよく知っている形。僕がこの手に詳しいのは当然じゃんぷ九段も知っているはずなので少し驚きました。

150622-2.png
白番

Yahoo時代はここはD2で打つことが多かったのですが、実戦はC2。実は昔じゃんぷ九段が大会でC2を打っているのを見たことがあり、僕も真似したことがあるのですが、あっさり負けてしまい、C2は警戒するに足らない手との認識でいたので割りとノーマークでした。

150622-6.png
黒番

この局面はE1D2C1と打ってほぼ互角というのは知っていたものの、最善ではなかったような気がしたので他の手を考えることにしました。
E1D2G3の進行を割りと深く考えたのですが、以下G4H4H5C1H3と進んだときのC7の手が見えておらず、これでは劣勢と判断。
結局時間を使ったものの上辺を取る手で妥協しました。

以下自然に進んで以下の局面

150622-3.png
黒番

ここはb4が目に付くところではあるのですが、そこに打っていては偶数理論にはまって100%勝てないと思いました。
それよりは、b4は白に打たせて、あわよくばA3→A4と斜めを返さない左辺連打を狙いに行く展開に勝機があると思いました。
その構想を実現するために、ここでH6と打つ展開を色々と読んだのですが、黒がA4に打って右下を返さない形になるビジョンが全く見えなかったため却下。
時間もなくなってきただめ、とりあえず無難そうなG3に打ち、相手にG4かB4かで迷わせてその間に考えようと思いました。
しかし白はあまり時間を使わずにG4に打ってきたので困りました。

150622-4.png
黒番

ここでB4A3H4で圧倒的勝利・・・!という幻覚が見えましたが完全に気のせいでした。
ここでH6はH4と応じられて意味ないと思ったのですが、そこでH5と打ち込むのが見落としがちな好手。
以下B4ならH3と取り、白にG2の豆腐を与えてしまうものの左辺で手を稼げるので実は互角の展開です。
このG2の豆腐を過大評価しすぎたのが敗因という気がします。
実戦はこの展開が見つけられず、E8と打ったのが敗着となりました。
一応この後も、

150622-5.png
黒番

ここはせめてG2と打つべきでした。
それでもおそらく白が勝ったとは思いますが、白にも結構考えどころが残り、じゃんぷ九段の腕の見せ所ができたのではないかと思います。
実戦はG2はどうせ読まれてそうだからというだけの理由でB4と打ちましたがこれではG2に打たれてもだめ、A4に打たれてもだめでもうどうしようもありません。


というわけで、2年連続で準優勝となってしまいました。
なんだか決勝で負けることが多いのですが、棋譜の内容的には普段に比べて特別悪いとは思わないのですがどうでしょうか。
ただ、決勝での当たり運が致命的に悪いと感じます。
幸いにも今年は全日本も参加できそうなので、それまでにくじ引きの練習をしておきたいと思います。





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[ 2015/06/23 01:58 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

名人戦その5 

名人戦終了後3ヶ月弱かけてついに準決勝まで来ました。

準決勝 くるさん七段 黒

序盤はロジステロ流コンポスから、想定通りの展開で下図まで進みました。

150612-1.png
白番

ここはB4をメインに研究していたのですが、割と珍しい(気がする)F2に打たれて少考に入りました。
まあしかしD7以外が良いとは思えなかったので比較的すぐにD7に打ちました。
しかも、もしD7に対してB4と打ってくれれば、上図からB4D7F2と打ったのと異順同形になり研究進行に戻ります。
しかし、そううまくはいかず、白はD7に対してH6と打ちました。

150612-2.png
黒番

ここはパッと見G4H4H3H2で黒優勢なのではないかと思いましたが、それだとD2に打てないのが大きく、手が足りなくなりそうです。
そこで実戦はG4H4D2H3と打ちました。
実戦中はこれでも十分と思っていたのですが実はこれはかなりの悪手。
右辺ですんなり白に2手も稼がれてしまっては、左方面での黒の壁が厚くなるばかりで厳しい展開になります。
上図の正解はH4G4H7。
これだと右辺で部分的に損な気がして嫌だったのですが、実戦進行と比べて、右辺での手数が差し引き2手違うというのはやはり相当でかいポイントでした。

その後普通に進んで迎えた下図

150612-4.png
白番

ここはB1が最も自然な手ですが、それなら黒が勝てると思っていました。
というのも、B1F1G1で右上を三個空きにし、以下黒A6から右上以外の空きでの手どまりを狙っていけば、いずれ白がG2に打たざるを得なくなり、確定石勝負で勝てると思ったためです。
しかし、あとから考えてみるとB1F1G1A6に対してはB3が痛打。
以下B4A3A5B2等というありがちな手筋で黒終了となります。
というわけで、上図でB1に打たれていたらおそらく簡単に負けていたのではないかと思います。

実戦はA5と来たため混戦になり、その後も色々ありましたがなんとか勝つことができました。












[ 2015/06/12 01:25 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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Author:りばー
エイトスターズオセロ現世界チャンピオン

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